昨日は眠れなくて
明け方写真を撮っていた
毎年 母が実家の庭に咲いている菊を
切り花にしてくれるのだけど
その菊がもうそろそろ終りの時
かなり枯れているんだけど
明け方の光に照らされて
私には美しく感じる
綺麗に咲いているときは
こころを穏やかに
癒しをあたえてくれるけど
こうやって枯れていく瞬間と言うのは
いろんなことを考えさせてくれる
だから枯れていく花を捨てられないでいる
ずっと枯れないでいてくれたら
それはそれで素晴らしい
でも命あるものだから枯れていくのは
当然なんだと
花を飾るたびにおもうこと
人間が枯れると言う表現はよくないけれど
いつまでも肌だって張りがあるわけではなく
しわしわになっていく
それは色んな経験をつんで
つくりだされたしわでもある
枯れる花をみると
そんな感じにおもえて
しかたなくて
わたしにいろんな感情を与えてくれる花を
捨てようとは思えないのです
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